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TI、リチウムイオン電池の劣化解消と急速充電を実現するMaxLife技術を採用した電池残量計と充電チップセットを発表
日本テキサス・インスツルメンツは、特許取得済みの新しいMaxLife™急速充電技術を採用し、単一セルリチウムイオン電池の急速充電とバッテリ駆動時間の延長を実現する二つの新しいバッテリ管理チップセットを発表しました。
携帯電話ユーザーのあいだでは、充電と放電を数か月も繰り返すと、バッテリ駆動時間が短くなることが不満の一つとなっていましたが、今回TIの発表したMaxLife技術では、ラボテストでバッテリ駆動時間の最大30パーセントの延長と充電時間の最小化が実現されているとのことです。
MaxLife技術の主な特長は以下の通りです。
- 単一セルのリチウム・バッテリに対し、最大4.5Aの充電率と急速充電を実現
- 放電サイクルごとに発生するバッテリ駆動時間の減少を最小限に抑え、バッテリ寿命を延長
- 放熱管理機能の強化と発熱の低減により、高効率充電を実現
- 高性能Impedance Track™バッテリ残量監視システムにより、業界最高精度の残量予測と同時に、充電電流と放電終止スレッシュホールドの正確な制御を実現