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GSユアサ、ベトナム子会社の二輪車用鉛蓄電池生産能力を2017年までに倍増

 株式会社GSユアサは、同社の連結子会社ジーエスバッテリー ベトナム社が、本社工場があるベトナム・シンガポール工業団地内に新たに二輪車用鉛蓄電池の組立工場用地を確保し、二輪車用鉛蓄電池の生産能力を倍増することを決定したと発表しました。

 ベトナムでは2011年以降、経済成長の鈍化傾向が継続していますが、そのような経済状況でも二輪車の普及は衰えておらず、特に交換用のバッテリーについては安定した市場として成長を続けています。

 このような中、GSユアサではベトナム子会社を通じて、制御弁式鉛蓄電池を交換用バッテリー市場へ積極的に投入し、高品質、高級なブランドとして地位を確立しており、ベトナム国内シェアは60%に達しているとのことです。

 今後の交換用バッテリーの需要増加に対応するために、今回決定された生産能力増強の内容は以下の通りです。

  • 新工場敷地:約2万㎡
  • 新工場建屋:約7500㎡
  • 稼働時期:2013年度内(予定)
  • 生産能力:2017年時点で1300万個※
  • 設備投資額:総額15億円程度

 ※現在稼働中の工場での生産量(約600万個)を含めた数量

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